文明13年(1481年)辛丑の年、当時の楯岡城主が虚空を庫蔵とするといい、 即ち、虚空が山川草木、鳥獣虫魚あらゆる物を蔵して居るように、あらゆる物に 存在を全からしめ、和光や慈雨を注いで、人々を幸福にして下さる虚空蔵菩薩を 鷹返山の山頂に安置、領民の福壽海無量を祈願したものと伝えられております。 これを昭和32年辛丑会会員により再建、更に昭和36年辛丑会会員が発願し、 広く信者に浄財を募り、村山盆地の全景と葉山、朝日の連峰を一望の鷹返山 中腹に白鷹虚空蔵尊と正対して拝殿を建立、知恵と福徳を授ける菩薩として、 また丑寅生まれの守り本尊として信仰を集めております。 |
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